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【Event】General Museum/Conference1:Museum without Museum
楔を打ち込み、建築や制度によって囲い込んだミュージアムもまた、政治的、経済的利権争いと無縁なものではありえません。そのようなミュージアムは公共的で中立的な存在ではないでしょう。しかし同時に、ミュージアムは世界に反省的な距離をもたらす装置でもあります。身近なものから政治や経済といったものまで、あらゆるものに対し接点と同時に隔たりをもって取り組まれる。しかしその距離が充分に取られず囲い込まれるならば、ミュージアムは癒着にまみれたものとなるでしょう。
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【Event】『サカイノコエカタ』第2回にゲスト参加します
話しあうプログラム『サカイノコエカタ』第2回「作品でコエていく」にゲストとして参加します
開催日:12月21日(火)
18:00-20:00会場:はぐくむ湖畔
京王井の頭選東松原駅徒歩1分主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団
アーツカウンシル東京/一般社団法人 shelfイベント詳細は公式Websiteにて
https://www.tokyokokkyo.tokyo/
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【Exhibition】平成美術:うたかたと瓦礫デブリ 1989–2019
「突然、目の前がひらけて(2015~)」のメンバーとして2015のプロジェクトの準備期間である2014年以降の資料を中心に当時の作品などを出品しています。
京都市京セラ美術館の新館「東山キューブ」では、1980年代後半より現代美術について鋭い批評活動を継続的に行なっている美術評論家の椹木野衣を企画・監修に迎え、独自の視点で選定したアーティストたちによる集合的活動にフォーカスした平成年間(1989–2019年)の美術を振り返る展覧会を開催します。
「うたかた」と「瓦礫(デブリ)」をキーワードに、経済的な停滞と未曾有の災害に繰り返し見舞われた平成の時代を、椹木の視点にもとづきアーティストたちがどのように時代と状況に応答してきたかを探ります。